お手入れ法と言っても、様々な素材でつくられた帽子・・・。
一概にコレっ!と言ったお手入れ方法は正直ありません。
■布製帽子(手洗い可能・不可、両方イケる!)
洗えるものが増えてきましたが、それでも手洗いが基本。
着用後毎回の手洗いも面倒ですよね。
特に気になる部分としては帽子内側、特にオデコが当たる前方部分です。
そこでこの部分にオススメなお手入れ方法として、メイク落としで使用する「ふくだけ◯◯◯◯」の類いです。
ファンデーションの移りも気になる部分ですし、よく汗をかく部分なので、とにかくお手軽です。
一日着用し、お家に返ったら、メイク落としのついでに是非、帽子もお手入れください。
これで気になる汗染みや臭いも抑えることが出来ますし、手洗いの頻度も減らすことが出来ます。
是非お試しください。
■手洗い可能な布製帽子
洗濯表示を確認いただき、記載のある内容に準ずるようにしてください。
蛍光剤入りの洗剤は使用せず、おしゃれ着ようの中性洗剤をご使用ください。
内側部分など、汚れが目立つ箇所は洗剤を染み込ませブラシで擦り洗いしてください。
表面の汚れは、水に適量の洗剤を溶かした洗濯液をスポンジに含ませ、軽く叩たくようにします。
水を替えながらすすぎ洗いし、タオルで水分を取り除き、タオルを中に詰めて帽子のカタチを整えて陰干ししてください。
■フェルト帽子
水洗いが出来ない素材なので、普段から着用後にメイク落としシートなどでの、こまめなお手入れすることが肝心です。
また表面にできてしまった汚れに対してはブラッシングで対応ください。
その際、柔らかく毛足の長いブラシを使用し、毛足の方向に沿ってブラッシングください。
毛足を起こしたい場合は、蒸気を当てながらブラッシングください。
ブラシは豚毛素材が最適です。
■夏の天然素材帽子
基本的にはお洗濯ができないものが大半です。
こちらも上記同様、メイク落としシートを活用頂くと良いでしょう。
内側の汗止めテープ、それをめくった本体の裏側までしっかりと拭いてあげてください。
最後は乾いたタオルで水分を拭き取り、風としの良いところで陰干しください。
汗の臭いなどが気になる場合は繊維のニオイ消し「ファブリーズ」などが効果的です。
なかなか落ちないシミや汚れには、ベンジンを使用し拭くのも効果的ですが、なるべく専門のお店などにご相談ください。